- 内山陽:コピーライター
中年走者は成長できるか!?【現役コピーライターの挑戦①】
こんにちは、「フォトネコ」の内山です。
千葉県在住のコピーライターで近道なのか回り道なのか、あちらこちらでお世話になり現在に至ります。
ライター歴は合計して15年ほど。
自己満足のためだけに早朝に夜間に人目にふれずこっそり走る孤独な中年走者です!
走るノルマは1日5キロ
2年と9カ月。ほぼ毎日走った期間です。
体型の変化(体重増加)と体調の不良を少しでも解消し、老化現象を遅らせることができればと走り始めました。
まずは身体を動かして体質を変えようという目論見です。ノルマは毎日5キロを走ること。
出勤前早朝または帰宅後夜、雨の日はオフか早朝または夜に順延というルール。
たまにくたびれてさぼってしまいますがご容赦を。
完全に筋肉痛から解放されるまで2~3カ月くらいかかりました。
早朝まだ目覚めていない重い身体で走り出すのもつらく、帰宅後に仕事で疲れた身体で走るのも苦しい。
でもなぜか走ってしまうのは習慣化したからでしょうか。
走り始めてから身体の変化
走り始める前後の体重差は2~3キロ減なので数字上は大きな変化はなし。
しかし、見た目の体型と体調は少なからず変化があったと思います。
ぽっこりお腹は少しへこんだでしょうか。下半身を中心に筋肉がついたような感じ。
走り始めた当初は全身が筋肉痛になるのです。腕や腹筋、臀部なども意外と負荷がかかっていることがわかります。
また、最近では(朝に走ったとしても)階段の昇降や歩行時など身体は軽く感じます。筋力や体力がついたということでしょうか。
さらに毎日発汗しているので代謝が活発になっているのかもしれません。
ご飯がおいしく食欲も出てきました。
帰宅後に走った後の食事は危険です。気持ちも身体も解放されてつい食べてしまうので。
走り始めてから意外な変化
私、いわゆる頭痛持ちなのですが走ることでかなり減りました。
月に1回ほど現れるのが3~4カ月に1回くらいに。しかも悪化しなくなりました。
ひどい時は目の奥から強く痛み出して2~3日続くことも。吐き気をもよおすほか、痛みが引いた後もそこに痛みが残っているような症状もありました。
頭痛薬も効くときと効かないときがあります。飲むタイミングがとても難しい。
前兆を感じて薬を飲むと悪化しないのですが、仕事中のこともあり気づいた時には強い頭痛モードに入っているのがほとんどです。
そんな頭痛の苦しみから少しずつ解放されているのも走っている効果かもしれません。
頭痛の仕組みは血管と深い関係があるとも言われており、私の場合には走ることで血管などに良い影響があったのかもしれません。
頭痛は大病の前兆やサインでもあるのでお気を付けください。
マラソン大会に出場してみた
走り始めた当初の5キロの所要時間は30分ほどでしたが、現在24分前後が平均タイムです。
走り始めて1年後に50才になり、近所のマラソン大会(10キロの部)に出場しました。
記録は45分37秒。正直かなりきつかったです。
1カ月前から週末だけ10キロを走って準備しましたが、練習とレースはまったく違うことを実感。
最初から自分のペースをつかめずに周囲についていくのがやっとの状態でした。
普段から10キロをしっかり走らなければ厳しいと思いました。
私と同世代であろう方々に軽快に抜かれていくのですから、先輩ランナーたちのスピードと体力に感服します。
あの領域にたどり着くのは相当な練習が必要ですね。
コロナ禍に走る(走ることを楽しもう!)
昨年からのコロナ禍で多くのスポーツイベントが中止になりました。
私が出場しようとした大会ももちろん中止に。今はただの生活の中のルーティーンです。
継続は力なり。地道に走ればいずれ速くなると思っていたのですがさにあらず。すでに老化現象が始まっているのです。
呼吸が苦しい。普段の5キロのタイムも現状維持かやっと。
加齢による心肺機能の低下は避けられないと感じています。成長と後退がせめぎ合うイメージ。
筋肉とは違った練習が必要なのかもしれません。
コロナ禍ではマスクをして走ったり、周囲に誰もいなければマスクを外して走ったり。
苦しくてなんだか全力で走りにくい。大きく呼吸しながら走るのも遠慮しがちです。
多分、世界中のランナーが同じような気持ちでしょう。コロナが収束するまで、静かにコツコツと続けるしかなさそうです。
走った後の代えがたい爽快感。コロナの収束を願いながら、今はただ走ることを楽しもうと思っています。