- 福山ひろし:プロカメラマン
「レインボーブリッジ夜景撮影は遊歩道が穴場!!【カメラマンもオススメ】
こんにちは、「フォトネコ」の福山です。
先日レインボーブリッジに夜景の撮影に行ってきたのでその様子を紹介したいと思います。
遊歩道でレインボーブリッジ夜景撮影スポットへ
レインボーブリッジとは、ご存知の通りお台場と芝浦とを結ぶ橋です。首都高と一般道それと新交通システムゆりかもめが通っていますが、実は遊歩道もあることをご存知でしょうか?
遊歩道は橋の両サイドにあって、北側からは東京タワーとビル群が、南側からは品川埠頭の巨大クレーン郡やお台場のフジテレビなどがきれいに見えます。
通行料などはいりません、無料で渡れます。
行き方は、ゆりかもめのお台場海浜公園駅を降りて真っ直ぐ海の方に向かい、左手にお台場海浜公園を見ながらレインボーブリッジを目指せば道の突き当たりに遊歩道の入り口があります。
芝浦埠頭側からは田町駅の芝浦口を出て、なぎさ通りを進んでいくとレインボーブリッジが見えてくるのでそのまま真っ直ぐに行けば到着です。
そして今回は、田町駅からレインボーブリッジに向かいました。
橋のふもとに到着すると遊歩道入り口の案内板があるのでそれに従ってエレベーターで橋の上に行くのですが、ここで橋の北側か南側かどちらを通るか選ばないといけません。
北側と南側との連絡通路はお台場の入り口にかなり近いところに一箇所あるだけなので注意が必要です。
フェンスを避けて夜景撮影スポットへ
遊歩道に上がってくるとこんな感じで安全のためかフェンスで囲われています。ここで写真を撮るならば、スマホならフェンスの間から撮れますが、一眼などの大きなカメラだと足元の少し大きく空いた隙間にレンズを突っ込んで屈んだ姿勢でないと撮れません。
もしくはフェンスで囲まれたエリアでも所々目の高さに近いところに写真を撮る用かどうかは判らないけど、フェンスの無い隙間のある場所が有るのでそこから撮影することになります。
橋の高い所はフェンスで囲まれてますが、お台場側に下っていくと途中からフェンスが無くなるので東京タワー側で撮影するならそこがお勧めポイントです。
因みに三脚は禁止になってるようです。エレベーターの所に注意書がありました。実はこの日小さな三脚をカバンに入れて持って行ってたんだけど、ただの荷物になりました。
夜景撮影は完全に暗くなる前に
僕が夜景の撮影の時に気をつけていることは、完全に暗くなってしまうまでに撮影するということです。空を広く入れて撮影する時には完全に暗くなる前のまだ空に表情が有る時の方がきれいな写真になるからです。
ビルなどの街の明るさと空の明るさが同じくらいになってから、徐々に空が暗くなって行く瞬間がシャッターチャンスです。
夕刻のこの時間は刻一刻と光の状態は変化して行きます。出来るだけねばって露出も色々変えながらたくさんシャッターを切ってください。
余裕があればホワイトバランスも変えながら撮って見るのもいいですが、色調についてはRAW※で撮っておけば後からパソコンで調整出来るのでRAW※でも撮っておくのもお勧めです。(※RAWデータは未加工(未補正・圧縮無)データのこと)
また、シャッター速度も暗くなってくると遅くなるので、手振れには十分注意してください。
当然ですが、出かける前には日没時間を調べていきましょう。日没してからが勝負です!
レインボーブリッジ撮影まとめ!
最後にひとつ注意点ですが、レインボーブリッジの遊歩道の開放時間は、11月~3月は10時~17時半、4月~10月は9時~20時半です。
残念ながら3月までは日没よりも早くに閉まってしまうので完全な夜景での撮影は難しいかも知れません。僕が行った日も橋の上では夜景と言うよりも夕景の間に時間が来てしまいました。それでも4月からは夜景の撮影も大丈夫なので興味のある方はぜひ訪れてください!
では良い写真ライフを!